婚活に欠かすことのできない豆知識等についてご紹介しています。どうぞご参考になさって下さい。
独身証明書って何?
結婚相談所に入会しようとすると、必ず独身証明書の提出を求められます。
ですが、ほとんどの方が独身証明書の存在を知りません。
そこで、独身証明書とは何かを簡単にご説明いたします。
「独身証明書」は、民法732条(重婚の禁止)の規定に抵触しないことを証明する公的証明書です。戸籍謄本、戸籍抄本に変わる新たな証明書として平成11年から発行が認められました。
戸籍謄本等は、本人以外の個人情報も開示されてしまうため、結婚相談所連盟等の要望に応えて個人情報の保護を目的に創設されました。
独身証明書は、本籍地の市町村区役所で発行しています。ただし、現在の住所と本籍地が異なる場合は、郵送で請求し取得することができます。
お見合いのルールとマナー
お見合いのルールやマナーについてご紹介いたします。
結婚相談所のお見合いは、安全や安心、個人情報をとても大切にしています。
ですから、お見合いで気が合い、交際に進まない限り、本人同士で個人情報の交換は禁止しています。
お見合いの結果も相互の仲人間で連絡を取り合うことがルールです。
仮に交際に進んだとしても、交際をお断りする場合は、本人同士で伝えることは禁止しています。
交際をお断りする場合も、必ず仲人から先方の仲人に伝えます。
当事者間に感情のしこりが残らないための配慮です。
この時こそが、仲人の腕の見せ所です。落ち込んでいる会員さんを励まし、また婚活を進める勇気や、やる気を与えるのです。
仲人にとって会員さんの落ち込んだ顔を見ることが最も辛いのです。だから、笑顔を取り戻したときは、本当に嬉しくなります。
服装
お見合いの時の服装は端正なものがいいですね。
やはり、結婚を視野に入れてお会いするのですから、結婚に向けての意気込みが服装に表れるのです。
炎天下の酷暑であっても、男性なら紺系、女性なら白系のフォーマルな服装で臨みましょう。
待ち合わせ場所へは、待ち合わせ時間の最低でも10分前には着いているようにしましょう。男性なら30分前です。女性を待たせないようにしましょう。
自己紹介と注文
男性が女性を見つけるようにします。お相手を見つけたら、「初めまして。〇〇です。」と笑顔で挨拶をし、男性が店内へ誘導しましょう。
この時、仲人が立ち会うのであれば、仲人がお二人を紹介し、席まで誘導します。
席に着き、軽く自己紹介が済んだら、注文をして下さい。
基本的にお見合いは、コーヒーか紅茶などの軽い飲み物だけで十分です。男性が気を遣いすぎてスイーツを勧める場合がありますが、女性は基本的に口に物を入れてお話をすることには抵抗をもっていますので、逆効果です。
ただし、会話が長時間になり、お互いの気心が知れたのであれば、ここで初めてお茶のおかわりと一緒に「スイーツはいかがですか?」などど聞いてみることをお勧めいたします。
お見合い&会話
そして、いよいよ会話になるのですが、やはり慣れは大切になります。お互い結婚を意識してお会いするのですから、結婚後の生活を踏まえた質問が重要になります。ここで経験が少ないと、趣味や仕事の話、挙句の果ては自身の自慢話に終始してしまって、お相手の方から呆れられてしまうなんてこともあるのです。
相手がどのような方なのかを知るために、最初に趣味や日常会話も大切ですが、自分に合うなと感じたら、結婚後どのような家庭を築きたいのか、子供は好きなのか、仕事と家庭の両立はどのように考えているのか、ご両親との同居や子供の教育方針、結婚後の休日の過ごし方など、相手の方が知りたいことを探りながら、知りたい部分に時間をかけて会話を進めていきましょう。相手の聞きたい、的を射た質問であったならば、必ず会話は弾みます。
ただし、こんな会話はNGです。
・婚活の活動状況
・入会の動機
・貯蓄や資産などのお金の話ばかり聞くこと
・写真との相違点
・現在の住所地や勤務先の住所などの詳細な個人情報
概ね、1回のお見合いは1時間です。長くても2時間です。何より大切なのは、相手のあらを探すのではなく良い点を見つけ、相手の方を楽しませてあげようとする気持ちです。
お見合い当日は、お見合いだけでお別れをするのが基本ですが、話が弾んでお互い交際する気持ちが固まったのであれば、その後食事に行っても構いません。ただし、その際は必ず担当の仲人に連絡をして下さい。
そして、お相手の方に好意をもったのであれば、「次は○○さんの好きな○○を食べに行きましょうね。」などと言って、好意があることを伝えておきましょう。相手に好意が伝わっていないと、自分には気が無いんだと勝手に思い込んでしまってお断りされるなんてこともあります。
お茶代
お見合いの際のお茶代は男性側が負担します。
これは絶対です。
お見合いは高級ホテルのラウンジが主流で、お茶代とはいえ決して安くはありませんが、間違っても女性に伝票を触らせてはいけません。
ただし、結婚相談所が所属する連盟等によってルールが異なる場合があるので、注意して下さい。
・一般的に最も多いのが上記の男性負担ルールです。
・次に、お見合いだけでなく、交際期間中(成婚決定まで)もデート代は男性負担というルールです。
・近年少しずつ増えてきたのが割り勘ルールです。
なお、男性負担が原則だからといって、女性はご馳走していただいて当然でしょうという態度は厳に慎みましょう。仮に気乗りしない男性であったとしても、これを態度に表すことは絶対にNGです。なぜなら、今日のお見合いの結果は、担当の仲人さんへ報告するからです。「常識のない、とんでもない人でした。」こんな報告をされたら、仲人は所属する他の男性会員に対して、そのような女性とのお見合いは止めるからです。これは男女逆であっても同様です。男性へ「ごちそうさまでした。」と感謝の気持ちを伝えるなど、交際に進まない相手だと思っても、相手の方には好印象を持っていただいてお別れするようにお見合いを進めて下さい。
男性は、女性が所属する結婚相談所のルールを担当の方に確認をしてから、お見合いに臨んで下さい。
お見合いをするときは、以上を参考にしてみて下さい。
結婚できる人の特徴
結婚相談所の連盟には特徴があるようです。
お見合いが組みやすい連盟。組みにくい連盟。
あなたなら、どちらの連盟に入会したいですか?
もちろんお見合いが組みやすい連盟ですよね。
しかし、結婚をした方が必ずしもお見合いが組みやすい連盟からか?といえば決してそうではないのです。
その原因を探ってみました。
お見合いが組める連盟の場合、月に多い人で8回以上、少ない人でも2回は組めます。
少ない連盟の場合、多い人で月2回、少ない人で2月に1回です。
お見合いが組みにくい連盟に入会している方は、1回のお見合いをとても大切にしています。
1回のお見合いのための準備も怠りません。
また、お見合い相手として自分を選んでくれたことに感謝もします。
この準備とは、会場の下見はもちろん、ダイエットや服装の選び方、マナーなど自分自身の人間磨きです。
また、感謝の気持ちからお見合いがスタートするので、お見合いの席では相手の方を一生懸命に理解しようとします。
交際に進んだら、このチャンスを絶対ものにしようと、さらに自分自身を磨きます。
これに対して、お見合いが組みやすい連盟の場合、お見合いに取り組む姿勢も緊張感も次第に薄れていきます。
感謝の気持ちもなく、双方が絶対に決めたいという積極的な気持ちも薄くなるせいか、交際すらお見合いの延長なのです。ですから、お見合いのハードルもとても低いのです。
多分、男女双方がたくさんの方との同時交際を進めているのです。
そして、その中で、1番自分の理想にかなった相手を探そうとするのです。
ですから、自分に最も相応しい相手がまだ他にいる筈。
常にそのような考えで交際を進めているので、どの人が自分にとって1番なのかがよく分からなくなってしまうのです。実は、運命の人は雲の彼方に消え去った人かもしれないのです。
それでは、結婚できるためにはどうすればいいのでしょうか?
人間はみんな一長一短を持っています。
すべてが理想通りなんて相手は、海岸の砂の一握程度なのではないでしょうか?
そんな相手に仮に巡り合えたとしても、あなた自身が完璧な方でなければ、きっとあなたを選んではくれないでしょう。初心に戻って、あなたは異性のどの部分を最も大切にしているのか、もう1度冷静に思い出してみることが大切です。
・一期一会の気持ちでお見合いに臨む
・自分が異性に求める最も大切な点は何かを思い出す
・感謝の気持ちを忘れない
・すべてが完璧な人間など極めて稀。自分自身はどうなのか考えてみる
・他にもきっと素敵な人がいるという考え方はしない
・交際をする方とは真剣に交際をする
・できる限り、早く1人に絞る
上記のような気持ちや姿勢でお見合いに臨んでみて下さい。
きっと運命の方と巡り合えるはずです。
お見合いの回数が多くても少なくても、常に自分自身を見失わずに、1回のお見合いを大切にする方。自分磨きができる方。このような方が結婚できる方の特徴なのです。
女性と会話ができない男性の会話術
会話が出来なくてもあなたに相応しい女性と巡り合うことは出来ます。
ですが、話せないより話せた方が婚活の時間を短くできます。
女性との会話が苦手な人は会話ができるようになりましょう。
ただし、これも慣れです。以下に記した克服術は慣れるまでの心得です。1番簡単なのは、会話が苦手なのであれば、お相手の方の話をよく聞くように心がけること。そして、女性の会話には笑顔で相槌を打つこと。まずはこれだけに気を配ってみて下さい。これが出来るようになったら、次第に自分をアピールするように心がけてみて下さい。やがてスムーズに会話ができるようになります。
さて、本題です。容姿も良く、収入も学歴も高い。普通ならこれだけでOKの筈です。
しかし、女性との会話が苦手な男性は、世に言う3高だとしても、婚活は厳しいものとなってしまいます。
結婚を考える女性からすると、結婚後のコミュニケーションがとても重要だからです。
常に、女性と話せるように何らかの努力をしているのであれば、経験は糧になりますが、何も努力をしていない人が何回お見合いをしても何の成長も伴わないのです。
自分磨きが出来る男になることが何より大切なのです。どうやって自分磨きをしたら女性と会話ができるようになるのか、男性の会話苦手意識の克服術について説明したいと思います。
自分に自信を持つ
まずは、精神論からです。よく人前で話すことが苦手な人が、話す前に掌に「人」と書いて、それを飲み込むなんて話を聞いたことや見たことがあると思います。「人を飲み込んでしまう」ことで、自分の緊張や不安を抑え込むのです。要は、自分は緊張しない、大丈夫と自己暗示をかけるのです。が、この自己暗示は案外効果があるものです。
苦手意識は、自分の気持ちや脳の問題なので、「自分は大丈夫、出来る。」とお見合いが始まる前に、先程の方法などで自己暗示をかけてしまうのです。
相手を楽しませる
「話せなかったらどうしよう。」「沈黙になったらどうしよう。」とは考えないで下さい。主語は「自分」ですよね。いつも自分中心で物事を考えているからダメなのです。
「相手を楽しませるんだ!」という気持ちで臨んで下さい。相手を楽しませようと思って会話を進めていれば、女性の表情の変化に気づくようになる筈です。人間、本当に楽しければ表情は緩みます。(気配りをしながら会話が出来るようになれば、女性の作り笑いも見抜けるようになります。自然にでる表情の緩みと作り笑いは違います。)表情が緩んだときに会話している内容こそが、これから掘り下げていくべき会話になるのです。
会話の引き出しを増やす
相手を楽しませようと思っても、会話の引き出しがなければそれも叶いません。
お見合いをする前に、相手のプロフィールは確認しているはずです。
相手の方の趣味や嗜好、出身地、出身校などに関する情報を出来る限りたくさんインプットしておくのです。
今のご時世、情報はいたるところで手軽に入手できると思います。必要な情報も連想ゲーム的な感覚で拾っていくのです。
連想はとても大切です。会話が途切れたときなどに有効ですから、日頃から、1つのキーワードから連想できるものを次々と思いつくような習慣を身に着けるようにして下さい。
お見合いの度に、相手の方に合わせた豆知識を増やしていけば、それは貴重な経験の積み重ねとなり、会話の引き出しを増やしていけるのです。
もし、最低限の情報収集も疎かにして、会話ができないと嘆いているのだとしたら、それは単なるあなたの努力不足です。
また、お見合いの際には、交際に入ったときのことを考えて、相手の休日、休日の過ごし方、好きな食べ物、よく遊びに行く場所などを聞くようにしましょう。次回のデートの日程や場所などを想定をしながら質問をするようにするのです。目的がはっきりしていますから、頭が真っ白になるようなことはありません。
日頃から、時事問題や世間の話題をチェックする習慣を身に着ける
通勤電車の中や、ちょっとした隙間時間で、ヤフーニュースなどをこまめにチェックする習慣を身に着け、それを記憶する習慣を身に着けましょう。
そして、その時事問題や話題などに関して、自分がどう感じ、どのように思ったのかを考える習慣も身に着けましょう。そして、それを口に出してみることも大切です。ただ、情報として覚えておくだけでは、会話には繋がりません。また、他の人の意見や感想などもチェックしておき、他の人はどのように感じてるのかも把握しておいて下さい。「○○のことに関して、こんなことを言っている人がいましたが、どう思いますか?」こんな感じで切り出していけば、衝突することなく会話が進みます。
女性の好きなこと、関心のあることを学ぶ
女性は概ね、占いや料理(美味しいお店や、料理の作り方など)の話が大好きです。
会話に自信がないなら、占いや料理を勉強してしまうのです。
血液型、タロット、手相や星占いなど、自分でもできそうだなと思う占いや美味しいお店や料理の調理法などを勉強してみて下さい。そして、相手の方を占ってあげたり、美味しいお店や料理の調理法、栄養管理の話をしてあげるのです。もちろん、本格的な占いの技術やカロリー計算などは必要ありません。会話として進む程度で構わないのです。
占いや料理を起点として、会話は必ず進みます。料理ができる男、料理に詳しい男は必ずモテます!
そこまでは無理という方は、無料で配信されているような今日の運勢から話を進めていくのです。お互いの今日の総合運や、恋愛運、金運などを比較、確認しながら話を進めていく方法がお勧めです。
恋愛運がたとえ悪くても、それはそれで話のネタになります。
要は、話のきっかけ作りです。
どうしても会話が出来なければ、慣れるまでは聞き上手になる
以上の事を勉強しても、それが実践に繋がるには少し時間がかかります。自分を磨きながらお見合いを続けていけば、必ず結果は付いてきます。しかし、それまでの間は聞き上手に徹して下さい。聞き上手に徹するという事は、相手の女性の方に会話を盛り上げていただくという事になります。
相手の方が気持ちよく話が出来るように、笑顔で相槌を打つことを心がけましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
会話のネタが尽きない気がしませんか?
自分に自信を持ち、そして会話のネタがしっかり頭に入ってさえいれば、あと大切なことは、背筋を伸ばすことと、笑顔だけです。
きちんとした姿勢は自身の表れであり、相手の方にも好印象を与えます。
女性は頼りがいのある男性を求めているということを忘れてはいけません。
頼りがいは姿勢にこそ表れるのです。
そして、笑顔は優しさを印象付け、空間に安らぎを与えるのです。